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ぎんかくじ(じしょうじ)

銀閣寺(慈照寺)

詳細コメント
金閣寺が金色なら銀閣寺は銀色だと昔は思っていました。なので金閣寺のあとで初めて行った時は、ものすごく驚いたと同時に「え、ほんとにこれ?」とがっかりしてしまった記憶があります。しかしここはがっかり名所でも何でもなく、この観音殿(いわゆる銀閣)は国宝であり、寺全体(銀閣寺)は「古都京都の文化財」の一部として世界遺産にも登録されていますし、日本の超ド定番観光スポットの地位を確立しています。歴史的背景などを把握すれば立派な建造物であることもわかります。
そもそも銀閣は足利義政が金閣を模して造営した建造物です。足利義政の祖父・3代将軍義満が建てた金閣と対比されて銀閣と通称されているだけなのです。

寺内には「銀沙灘」(ぎんしゃだん)や「向月台」と称される2つの砂盛りや、国宝である「東求堂(とうぐうどう)」、特別史跡・特別名勝の「錦鏡池(きんきょうち)」を中心とする池泉回遊式庭園など見所も多いと思います。
ちなみに金閣寺とセットで観光しよう、と思う人も多いかもしれませんが、これらは歩いて行ける距離ではありませんので(1時間半〜2時間程度の長い京都散歩、と思えば別ですが)、何かしらの交通機関を使うことを考えれば大丈夫です。派手できらびやかな金閣寺に対して落ち着いて品のある銀閣寺、まったく別の楽しみ方が出来ておもしろいと思います。

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