福山城

福山城は、元和5年(1619年)に水野勝成が築城した江戸時代における名城です。歴史に強くない人からすると「水野勝成って･･･誰？」ってなると思います。私も誰？ってなりました。広島にはもうひとつ「広島城」というお城があります。こちらを築城したのは毛利家です。毛利といえばなんとなくわかるのではないでしょうか？そのため、この福山城は広島城と比較すると知名度は少し低めです。

ここから、福山城についての感想です。福山城には、駐車場があったのでさっそく車を停めて、福山城に向かいました。向かっている途中に、よくわからないオブジェがありました。色々散策してみると、オブジェ以外にも少し変わった噴水などもありました。どうやら福山城周辺は、「都市景観大賞」という賞をもらっていたようです。都市景観大賞といっても種類があり、この福山城周辺は都市景観大賞の中の都市景観100選に選定されてるようでした。ところでこの賞は、どういった賞なのでしょうか？少し調べてみました。簡単に説明すると「都市形成の歴史の中で「都市環境の総体」として良好な都市空間が培われてきているまとまりのある地区・地域を表彰。」だそうです。確かに、緑も多く噴水の音も聞こえ、整備も大変行き届いていたので、居心地は良かったです。どちらかというと、お城よりもこちらの都市景観大賞のイメージのほうが強く頭に残っています。

福山城に到着すると、白を基調にした綺麗なお城でした。城の中は案の定、博物館でした。というより外観はお城ですが、実はそもそも「福山城博物館」として営業しているため、「城の形をした博物館に天守という名の展望台をつけた建造物」という表現が正しいかもしれません。博物館なので当然写真はNGです。展望台はOKです。展望台からは、福山駅や遠くの山々、整備された福山城周辺など360度の景色を楽しめます。ここで一番気になったのが、西洋風のお城？教会？大聖堂？みたいな建物です。あとで調べてみるとどーやら「ホーリーザイオンズパーク セント・ヴァレンタイン」という結婚式場だったようです。余談ですがこの式場で、女優の長谷川京子さんとポルノグラフィティの新藤晴一が結婚式を挙げたそうです。