べっぷじごくめぐり | ||||||||||||||||||||||
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海地獄(うみじごく):
鮮やかできれいな水色で、地獄っぽくない。でも、色は涼しげなんですが温度は98度!!こわー。1200年前に鶴見岳の爆発によってできたというこの海地獄。よく見ると温泉の中に長い棒でつられたカゴが浸かっていて、その中で温泉卵作ってました。他の地獄でも温泉卵は売ってるんですが、どれも温泉の蒸気で作る「蒸したまご」で、お湯に浸けて作る「ゆでたまご」を作ってるのはこの海地獄だけです。ぜひ1個食べときたいって思うのに、なんと1袋5個入りでしか売っていないという(笑)それでも買って食べたのですが、結果とてもおいしかったので良かったですね。
鬼石坊主地獄(おにいしぼうずじごく):
海地獄のすぐ近くにあります。ここは、一見すると温泉というより沼。灰色の熱泥が沸騰してポコポコと坊主頭みたいなのが出てくるのがここの名前の由来。鬼石というのはここの地名らしいです。「坊主状態」を写真に撮るのがちょっと大変でした。足湯もあります。
山地獄(やまじごく):
もくもくもくもく…ひとことで表すと煙でした。もう煙地獄。岩の隙間からもくもくしすぎて何も見えないぐらい辺り真っ白になることもありました。あったかいー。こちらも泉源90度と高温です。ここには温泉熱を利用して飼育されてる動物もいます。サル、フラミンゴ、ゾウやカバなど…ミニ動物園です。カバなんて年中温泉で飼育されてるとかうらやましいって。
かまど地獄:
何かB級スポット的な面も多少見受けられたのがここ。あと3種類の足湯や、のど・肌の湯など体験できるものも多い。やたらとみんなが卵を食べている場面に出くわし、「温泉ピータン」というものが売っていたので本日2度目の卵購入(海地獄の卵もまだ残ってるけど)。こっちは茹でたまごではなく蒸したまご。ピータンと言ってもアヒルではない、普通の卵ですが何か独特の味。こっちもおいしい。
鬼山地獄(おにやまじごく):
ここは別名ワニ地獄。めっちゃワニがいます。山地獄同様、こちらも98度の温泉熱を利用して飼育されているワニたちですが、一度にこんなに見たのは生まれて初めてでした。下を見るとワニがうじゃうじゃ。ここに落ちたら…。
白池地獄(しらいけじごく):
文字通り白い地獄。乳白色で入浴剤を入れたお風呂みたい!泉温95度なので入れませんが。こちらにも温泉熱利用シリーズとして、ピラルクーやピラニアなど熱帯魚の飼育がされていました。なんかここが今回1番人が少なくて空いてたのでスムーズに見れました。
血の池地獄(ちのいけじごく):
ザ・地獄。赤いお湯がインパクトあります。鉄分でこういう色になるみたいですが、やっぱ赤は怖いですね。ここには足湯があって賑わってました。あとお土産屋さんが大きいです。
龍巻地獄(たつまきじごく):
こちらは間欠泉といって、一定の時間をおいてお湯が噴出する温泉です。温度105度。お湯は30~40分間隔で噴出するらしいので、他の地獄より見に行くタイミングが難しいです。噴き出る前にゴゴーっと地響きのような音がし始めてちょっと怖かったです。一定間隔で出たり静まったりするのは不思議。
以上全てを徒歩で回れなくはないですが、海・鬼石坊主・かまど・山・鬼山・白池の6地獄と、血の池・龍巻の2地獄はちょっと距離があるので(徒歩30分くらい)効率よく見たいならバスやタクシーなど交通機関を利用した方がいいです。
最後に…1日で食べた卵=計4つでした(さらに海地獄売店の地獄蒸焼プリンも食べたので+1個分くらいはあるか?)。